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はじめての課長の教科書はじめての課長の教科書
(2008/02/13)
酒井穣

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★★★★

地に足がついた良書を発見。そして超日本人向け。

本書は“課長”にフォーカスした珍しい一冊。なんだか流行りそうなヨカンがしなくもないが(笑)


早速だが課長とは、顧客と現場スタッフの声を経営層向けの言葉に翻訳して伝える役目を担い、逆に経営層のビジョンを現場向けにアレンジして実行させる役目も担っている。
このような重責を担う課長のポジションにデキル人を配置しているかどうかで、現場の働きやすさや経営層の意思の伝わり方、ひいては会社そのものの強さが全く違ってくる。

というわけで、そんな“課長”の重要性に着目した著者は慧眼と言わざるを得ない。課長やその予備軍だけでなく、経営層にいる人にもぜひ本書を読んで、経営戦略の一環として“ミドルの強化”に役立てて頂きたい。


本書では新しい(?)言葉の定義として、「ミドル・アップダウンマネージメント」というトップダウンではなく、ボトムアップでもない、ミドルの課長がキーパーソンになっている状態が真の日本型組織スタイルではないかと説き、その課長に求められるスキルやコンセプト、そしてキャリアアップなど広く課長を取り巻く環境を紹介している。


実際の現場では、経営層にムチャな数値目標を押し付けられ、現場の不満を抑えつつもなんとか目標を達成できるよう、自身も半プレイヤー的な仕事もこなしながら死ぬほど働いている課長、などはどこの企業でもよく見られる姿ではないだろうか?そしてそんな課長が会社を支えているな、と感じる人も少なくないと思う。

余談になるが、過労死の割合は課長職が一番多いと思う。
現場が一番大変だろ?と思われがちだが、過労死の統計資料を調べてみたところ、20代の過労死の割合は30代の3分の1、40代の6分の1以下である。職種別でも管理職の過労死率が技術職、販売職、事務職などのヒラに比べてダントツに高い。やはり課長を中心としたミドルの30代から40代が大きなストレスにさらされている、ということは間違いなようだ。(体力的な問題も大きな要因とは思うが)


本書ではそんなガンバル課長のために、部下や上司との接し方、社内政治について、心のありようなど、暗黙知としてあまり文書化されてこなかったが、誰もが直面する問題にアドバイスと安心を与えてくれる。ほとんど贅肉が無く、多様な視点で重要なエッセンスが満載なので、今回のエントリでは内容の引用や細かい話はしきれないからやめておく。興味を持った人はぜひ実際に本書を手にとってほしい。

特に疲れ果てそうな課長さんや、そしてこれから課長になる人には必読の一冊。
絶対読んだ方がいいよ、マジで!
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