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道具としてのファイナンス道具としてのファイナンス
(2005/08/25)
石野 雄一

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★★★★★

う~ん、これはファイナンスの座右の書になりそう。スバラシイ。

文体はかなり読みやすく、そして内容は超実践的。というのも、エクセルでできることは全部やってしまえ!というコンセプトで解説されているため、一歩深い(ある意味易しい)解説になっている。

大抵の教本や学術書は理論の説明が中心で、じゃあそれを使ってどんな答えが出せるか?となると、具体的になにから手を付ければいいか困ってしまうことが多い。

その点本書は、例えば仕事で実際に投資判断やリスク分析をする場合、なにを考えるべきか、どういう順番で考えていくのか、そしてそれらの計算過程まで、検討から実施まで必要なプロセスをビジュアルにイメージできる。



レベルは入門ビジネス・ファイナンスと同じくらいと思うけど、範囲は本書の方が広い。また、コラムでMBAの授業ではどうだったとか、日産で実際の業務にどのように使われているかなど、読み物としてもなかなかおもしろかった。


わかりやすいといっても、下記目次の序章から5章くらいまではわりと頭にすんなり入ってきたが、第5章のリアルオプションやブラックショールズ・モデルはイマイチ消化不良・・・
私の脳ミソでは1回読んだだけでは全然吸収できてないので、数回読み込む必要がありそう。

だけど本書レベルを完璧に消化できたらMBAの予習としては十分と思われる。というかこれ以上は独学ではキツイ。

序章 ファイナンスの武者修行
第1章 投資に関する理論
第2章 証券投資に関する理論
第3章 企業価値評価
第4章 企業の最適資本構成と配当政策
第5章 資本市場に関する理論
第6章 デリバティブの理論と実践的知識
第7章 ブラック=ショールズ・モデル


複数の本に手を出すより、これはと思った本を繰り返し読んだ方がいいと思うけど、あと1冊だけ他のファインナンス系の本を読んで比べてみるつもり。候補は、書評ブログなどで評価が高かった「企業ファイナンス入門講座―ビジネスの意思決定に役立つ財務戦略の基本」です。もうすでに買ってあるので読むのが楽しみ。

会計も面白いと思ったけど、ファイナンスの方が数段面白い。

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