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機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る
(2001/02)
本間 誠二

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★★★★★

技術者(時計師)の魂と愛を感じた。
そしてこんなに驚きと発見にあふれた本は久しぶり。 良書。

本書は機械式時計の深~い世界を知るための中級テキストという感じ。

時計の歴史と、メカニズムを豊富な図解を基に詳しく解説している。
(とにかくブランドが大好き!という人は期待外れになると思う)

他の雑誌でも時々機構の解説が分解図入りで載っていることもあったけど、イマイチそれぞれのパーツがどんな動きで連動しているのかわかり難く、結果としてどうしてゼンマイと歯車の組み合わせが正確に時を刻むのか整理できなくて、頭がスッキリしなくて気持ち悪かった。

本書では、機械式時計の基本的な機構をその役割ごとに大きく4つのエリアに分けて、
①動力、②輪列、③脱進機、④調速機とし、1つずつ図解して詳細に解説している。
これでやっと個別の機構から全体の動きまでイメージができた。ほんとに凄くわかりやすい。
(雑誌などの解説では、①~④すべてを一連のものとして解説してある。全体の複雑な動きをまとめてイメージしろったって、そりゃムチャだよ、となる。まあ紙面の都合があるのでしょうがないと思うが)

後半はパーぺチュアルカレンダーやミニッツリピーター、トゥールビヨン(!!!)まで解説されていて興味深かった。カレンダーの構造は閏年の回避やグレゴリウス暦の解説までかなり詳しい。その分クロノグラフやジャンピングアワーなどの解説が無かったりと、少し物足りなくて残念。

続編でクロノグラフやコンプリケーションの解説と、各メーカーの特徴とか機種タイプごとのメンテナンス方法等、さらに深い内容で書いてほしい。


最後に本書を読んで一番印象深かったのは、“ブレゲって凄すぎる”、、、ってことかな(^^;

1000分の1ミリの世界で誤差と戦っている“職人の技”に興味がある人は、ぜひ手に取られてみては。

かなりお薦めの1冊です。


いつかはトゥールビヨンほしいなあ・・・
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03.20 (Thu) 20:43 [ Watch ] CM0. TB0. TOP▲
  
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