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「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い   禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
(2008/02/15)
山田 真哉

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★★★★★

さおだけシリーズ完結編。完結編だけに山田氏の言いたいことが詰まっていて読み応えがあった。

タイトルは上巻が「食い逃げされてもバイトは雇うな」で、下巻はそれを真っ向から否定する“「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い”というタイトルである。

同じ筆者がこんな構成の上下巻を出版するのは珍しい。書店で並んで平積みされてたら興味本位からつい買ってしまう人も多いだろう。いいセンスだと思う。


上巻の大部分と下巻(本書)の前半部は、やはり数字についてのリテラシーを上げることにフォーカスしている。 だが、下巻の半分は数字の非有効性について説いている。なぜなら実際のビジネス上必要な判断のほとんどは非会計的なもので、いつでも100%当てはまる正解や法則などないから。確かにそんなものがあれば誰でも成功者になっている。

とはいえ、山田氏は“「食い逃げされてもバイトは雇うな」とは、イコール会計的なもので、効率的であること”という考えをタイトル通り完全否定しているわけではない。

“「なんて大間違い」で言いたいことは、非会計的であり非効率的であることも大事だよ”ということで、どちらが正しいというわけではなく、どちらの視点も知る必要があるということ。

確かに最近は会計本が売れに売れてるし(本書もだが)、数字万能主義、数字が分かれば仕事がデキル的な考え方が私にもあった気がする。だからこの手の本に興味を持ったんだろう。

また、評判の悪いMBA取得者にありがちなタイプとして、理論や会計的発想に偏りすぎて現場と軋轢を起こしてしまう。これも筆者がいう会計的=効率重視の罠に違いない。


究極は、相反する会計的考えと非会計的考えをフラットに持ち、その両方をギリギリまで満足させることができる「妙手」を考えだす力をつけることだ。

この「妙手」の考え方は私にとって、「顧客の満足を優先するか」vs「会社の論理を優先するか」、というようなジレンマを吸収する営業の仕事に直結するため、非常に納得できる。


というわけで、非会計的な思考は得意だけど会計的な思考が弱い私のような右脳人間は、
本シリーズで説く会計的思考を補強することが必須である。 最強への第一歩としたい(笑)

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