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不動心 (新潮新書)不動心 (新潮新書)
(2007/02/16)
松井 秀喜

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★★★★

今年最後の書評はこれにしました。

実は私、松井秀喜と同い年です。同い年なのに年収の開きはずいぶん大きい。
なにが違うのか?と、興味を持って読んでみた。

私は尼崎出身だから、日本人がコメと味噌汁が好きということと同じレベルでなぜか阪神が好きです。多分遺伝子レベルで刻み込まれてると思います。

だから松井のすごいファン、というわけではないし、完全にアンチ巨人です。
ただ、才能がある人には興味があるし、同い年ということで親近感もある。

本書を読む前の松井のイメージは、真面目で優等生的な人としか印象はなかった。
唯一、マスコミの対応で崩れることがないので、スゴイ大人だな、と感心したことがあるくらい。

本書を読んで、純粋に感心した。ファンの前で見せる顔の裏には常人には想像ができない悩みや努力、この人も当然だが人の数倍経験してきている。
ただ、それを見せない「強さ」を身に付けていること。そして究極の前向きなマインドと謙虚さ、これが全てを成長につなげる原動力になっているようだ。

本書は非常に前向きで謙虚な松井の性格が文面に表れており、読んでいて清々しい気持ちになる。 


そして松井の人格形成において最大のポイントと思ったのが、彼の人生の各フェーズにおいて、優れた師匠(恩師)と出会えていることだ。

両親、星陵高校時代の山下監督、巨人の長嶋監督、ヤンキースのトーリ監督、この4人は素晴らしい人格者で、野球だけでなく人生の師匠として大きな影響を松井に与えた。

例えば、


「努力できることが才能である」
「人間万事塞翁が馬」

*福と思われる出来事が災いを呼び、災いと思われる出来事が福を呼ぶこともある。つまり人間にとって何が幸いで何が災いか、表面的な出来事だけではわからない、という意味。
(苦しいことや嫌なことがあっても気落ちするなということ)

母(松井がスランプの時にFAXで送った言葉)
「いまは竹にたとえると節の時期です。竹は節があればこそ、次はまっすぐに成長するのです」

山下監督
「心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる」


などなど、恩師達による金科玉条がちりばめられてます。


私も新卒で入った会社で、最初に配属された部署の先輩や上司に恵まれた。たくさんいる同期の中で、その部署に配属されたのは完全に「運」であり、その運に感謝したし、今の私があるのもそんな出会いの積み重ねがあったからと思っている。

振り返れば先輩や同僚、上司にわりと恵まれている方だと思う。これからはより謙虚に、真摯に、そして感謝と共に大切なことを吸収していきたい。

また、運任せではなく、能動的に新たな良質な出会いや、良書などからも人生の指針を学び取り続ける努力をしたいと思う。


謙虚で前向きな人格作りを誓う、そんなよい書評で一年を締めくくれてよかった^^
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