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前エントリからの続きを新幹線の車中で書いています。

外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか
(2006/09/08)
ISSコンサルティング

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気になったところその②. 事業戦略の幹をつくり、太くすることの大切さ

LVJ藤井さんのSAPジャパン代表の頃と、日本エマソン山中さんのGEプラスチックス・ヨーロッパ時代のエピソードが本質的に共通する内容で、私にとって非常に興味深かった。

藤井さんは、当時のSAPの売上は600億円だったが、3000億円の会社だと言っていた。
その意味するところは、SAPのライセンスフィーだけでなく、ハード、ソフト、コンサルティングなど、裾野につくられる市場全体を考えていたから出てきた数字だ。

そして藤井さんは自社の利益だけでなく、全体が儲かる仕組みを考えて、そのシステム全体を大きくするということに注力し、そして実際にその市場が大きくすることに成功、結果的にSAPも売上が3倍に伸びた。

山中さんは、GEでは事業全体の幹をつくり、それを太くすることに専念し、枝葉はあとから考える、というスタイルの大切さを学ばれた。というのも、枝葉から考えると戦略的な幹がぼけてしまい、妥協してしまうからだそうだ。

両者に共通することは、事業を大きくしたかったら、近視眼に陥ることなく大局から事業戦略を考えよということだ。

(以下はIT業界の専門用語がたくさん出てきますが、注釈は入れません。いろいろあるんだな、くらいに思って流してください^^)
現在私が携わっている事業は、B2B、SCMに関連するアウトソーシングを中心としたITサービス事業で、特に国際間の企業と企業のプロセスを“繋ぐ”部分のデータ連携や加工を得意ソリューションとしている。

よって顧客側の基幹システム開発や、ましてやハードウェア等、弊社から直接提供しないサービスに関しては全く関知していない。

だがB2B、SCMを取り巻く全体の要素を見渡せば、例えば顧客側のWMSやTMSはもちろん、販売管理系や会計系アプリケーション、需要予測系アプリケーション、貿易管理系アプリケーションなど、さらにはPOSやHandy-Terminal、RFIDまで、かなり広域な市場が広がっている。

そして各要素に注力するプレイヤーはその要素以上に多岐に渡るが、お互い直接的に利害が発生しないため、それぞれのプレイヤーが独自のマーケティングや販売戦略を行っているのが現状だ。

私が知る限りこの市場でみんなが儲かる仕組みを考え、実行まで移せた企業は未だ存在していないはずなので、ここでシステムを作ることは大きなチャレンジかつチャンスではないだろうか。これは本気で考えてみる価値がありそうだ。


気になったところその⑤まで書こうと思うので、またしても長くなります。
↓↓↓

気になったところその③. 日本の優れた仕事をグローバルの標準にしたい

ヤンセンファーマ関口さんやマッキンゼーの平野さんのエピソードで共通していたのは、本社に頼らず、本社より高いレベルで仕事がしたい、さらには日本という国、あるいは日本の企業がリスペクトされる存在になるために深く関わっていきたい、という仕事への想い。

実は私の勤める会社でも、3年くらいかけてやっと日本が一番成功しているソリューション、というものをみんなで作り上げることに成功した。だがまだまだ世界に発信できておらず、どのように国際的に横展開させるかが次のステップと考えている。

上手くいけば会社にとってプラスになることはもちろん、日本のプレゼンスが大きく上がることになるだろう。まずは本件を進めるが、第2、第3の日本発を創出し続けたいと思う。


気になったところその④. リーダシップとは
(1つにまとめることができないので、私の心の琴線に触れた部分をほぼ原文のまま抽出)

アーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング 柴田さん
自分が率先垂範してメンバーを引っ張っていく求心力型では限界がある。違う専門性を持ったプロにいかに気持ちよく働いてもらえるか、という遠心力型のリーダーシップを取れるかどうか。常にまわりに気を配り、周囲の人が喜ぶようなことをする。励まし、元気づける。人のために奉仕するのがリーダーである。

BNPパリバ 安田さん
「リーダーって何だと思いますか?」という問いに対し、「無私と夢」。
私利私欲でやったらだれもついてこない。無私で共通の目的や夢、そういうものでなければみんなはついてこない。それがリーダーシップなんだと僕は思ってきた。

P&Gジャパン ラヴィ・チャタベディ
その仕事に関しては会社のだれよりも一番知識を持っている、自分が一番よく知っているというぐらいの知識と経験を、自分の仕事に対して持つことです。カスタマーを知り、競合会社を知る。その2つを組み合わせ、自分なりに会社の進むべき方向性をつくっていく。
リーダーシップというのは、平たく言えば方向設定をし、グループ全体を引っ張っていくということ。


気になったところその⑤. 仕事に対する姿勢
(これは抜粋だったり要約だったり)

日本コカ・コーラ 魚谷さん、
あきらめず、頭がパンパンになるくらい、いつも考える。考え続けることが大事。そうやって試行錯誤を繰り返していれば、自信を持って行動に走れるようになる。

日本オラクル 新宅さん
過去を踏襲することなく、変化に対応すること。そのためには次に何が起こるかを常に想像しておくこと。
あとは仕事を通じて貢献すること。期待に応えることを喜びとすること。大きなプレッシャーは、大きな期待と考えて喜んで取り組むこと。

エアバス・ジャパン グレン・S・フクシマさん
仕事に取り組むときは、誰が評価し、その評価基準はその人にとってなにかを明確にし、あとはその目標に向かってできる限りクリエイティビティを発揮して他の人がやらない方法で達成すること。

LVJ藤井さん
ビジネスマンの真価は、自分が発言したことはちゃんと実行できて、結果を出して、その責任を負うこと。

GE藤森さん
自分に限界を作ったらダメなんです。限界を自分の中につくった瞬間に、自分の成長は止まる。一番すごいメジャーリーグで、常にレギュラーになってプレーし続けて、自分を伸ばしていく。
考えるべきは、そのことだけでいい。一番すごいところで、一番難しいところで、自分をチャレンジさせられるようなところで、自分を磨く。その中で、自分を強くし、伸ばしていく。必要なのは、その意識だけです。

日本エマソン 山中さん
70点でいいんです。ある程度勝てると思ったら、結論を出して一歩踏み出す。もしその通りに行けばそのまま行けばいいし、そうでなければ方向転換すればいい。大事なことは集中力です。瞬時にすばやく動くこと。高校が間違っていれば、長い時間をかけて修正するのではなく、すぐに修正するl。トライ・アンド・エラーのサイクルを極めて短くする。

BPジャパン 脇若さん
日本のトップを目指すようじゃダメなんですよ。グローバルのトップを目標にしないと。



う~ん、引用+感想という前回のエントリより返って長くなってしまった。

とにかくここまで最後まで読んでくれてありがとうございました(m_ _m)

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