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「グローバル・キャリア」という講義と修士論文のテーマ探しのため、
なんとなくよさげと思って読んでみた1冊。

それが大当たり。かなりキャリアについて勇気とモチベーションを頂けた。

外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか
(2008/10/03)
ISSコンサルティング

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今日は超長くなったので、興味と時間がある方だけ読んでください(笑)


<以下黄色の字は本書からの引用です。>

天羽稔―デュポン(株)代表取締役社長
原点に戻ったんです。会社が何をできるか、ではなくて、自分が何をできるか、ということに立ち返った。仕事は会社から与えられるんじゃなく、自分が作るんだ、ということですね。それを相手に伝えていく。一方、できることとできないことを明確にする。さらに、将来、どういう関係になりたいか、こちらのビジネスの取り組み方を知ってもらう。そういうことを真摯に進めると、お客様も理解してくださるんですよ。やっぱり最後は、人対人なんです。思いがあれば、それはちゃんと伝わるんです。
ベンチャーに近い私の会社でも、仕事は自分で作るものであり、それをどう相手(顧客)に伝えるか、それが最重要。勇気付けられる。

例えば、値上げをしなければならない、という結論が出る。でも、一方で、お客様をなくす、という声が出てくる。そこでリーダーがどういう判断をするか。僕はビジネスはなくしてもいいけど、お客様は失うな、と言った。
これは私の考えとも同じ。迷ったら顧客優先を貫く。不義理を犯すとあとで自分だけでなく会社や自分のまわりに後ではね返ってくる。


井上隆久―ボシュロム・ジャパン(株)代表取締役社長
キャリアなんて考えたこともない。与えられたものを着実にやり抜いていく。今も考えているのは、それだけです。
キャリアについて、はじめから10年、20年、30年と、将来のプランを詳細に考えていた方は、本書で取り上げられたトップの方で一人もいなかった。ただ全力で、今そこにある課題に真摯に取り組むその積み重ねと、チャンスを恐れずものにしてきた決断力と行動力で、現在の地位を築かれている。

先日Self Confidence(自己効力)についてのレポートに、ある尊敬する先輩にご協力頂き、インタビューにお応え頂いたが、同じように明確なキャリアプランを立ててられておられず、その時考えられるベストを尽くされた結果の今があるとおっしゃっていた。非常に示唆に富んでいる。


黒坂登志明―ポルシェ・ジャパン(株)代表取締役社長
40歳前後に転職する。特に日本の会社にいる人は、ここから転職するのがいい。どうしてなのかといえば、日本の会社には必ず縛りがあるから。年功序列や目に見えないルールがあって、力が止められてしまうんです。しかも、ずっと付き合ってきた先輩や後輩がいたら、生まれ変わるのは難しいでしょう。せっかく40代から能力を爆発させる力が蓄えられたとしても、それを制限しちゃうことになる。転職は、自分自身のポテンシャルを最大限に爆発させて、返信を可能にする。だから、出た方がいいんです。
なかなか刺激的です。でも的を得ている面もあると思う。


土居健人―リーバイ・ストラウスジャパン(株)代表取締役社長
「49歳までに社長になれ」と。彼は言いました。世の中にナンバーツーというのはたくさんいる。優秀なマーケティング・ディレクターもいる。49歳まではそれでもいい。でも、そのまま過ごしたら10年で定年。サラリーマンのまま終わるぞ、と。社長になれば定年という概念がなくなるんだ、と。
土居さんが大先輩から言われた言葉。“社長業”はサラリーマンとは完全に別カテゴリーで、その壁は大きいと思う。個人的には30代の間に起業してしまいたいが(笑)


樋口泰行―マイクロソフト(株)代表執行役社長
アメリカ側は難色。全世界共通の製品を販売するという当時の世界戦略に反するものだったからです。生産に手間もかかる。しかし、私はあきらめませんでした。「YESを言うまで日本に帰らない」と宣言してヒューストンに居座ったんです。アメリカと日本ではニーズが違う。これをやらないと絶対に日本では成功しないと思っていました。私は日本でのビジネスを成功させたかった。ここで引き下がったら二度とチャンスはない。駄目なら辞職する覚悟でした。三週間後、気迫が通じたのか、「YES」を引き出せたんです。
私が理想と思う外資系日本法人代表の姿。こんな代表ならついていきたいと思うし、代表になるならこうありたいと思う。熱い。


御立尚資―ボストンコンサルティンググループ日本代表
私の人生訓は、希望するけど予定しない、なんですよ。こんなふうになったらいいなぁとぼんやり思っておくのはいいけれど、こうやって行くんだ、と進めていく人生はどうかと思う。実際には偶然も手伝って、思いも寄らないチョイスを与えられることって、世の中にたくさんあるんです。
ワールドビジネスサテライトで拝見した御立さんの聡明なイメージとエリートなキャリアから、きっとすごく綿密に計画されて、着実にステップアップしていかれたんだろうな、と思っていただけに驚いた。
しかしコンサルタントというか、BCGでの仕事がすごく面白そうに思える。リクルート狙い?(笑)


三谷宏幸―ノバルティスファーマ(株)代表取締役社長
セオリーなんて、実は誰でも知っているんです。経営戦略だって、頑張れば作れる。みんなプレゼンテーションにふれる機会がありますよね。でも、どの言葉も陳腐化された言葉でしょう。初めて聞く言葉なんて、ほとんどないでしょう。問題はどの軸で、どのくらい徹底的にやるのか、ということ。-中略-
どのくらい徹底的にやるかが実は勝負を決めると僕は思っています。それをやるのは人。そして、照って気的にできるかどうかこそが、本当の経営力の違いだと僕は思うんです。

ビジネススクールに通っているが、頭でっかちになってしまわないよう心に刻みたい言葉だ。

日本みたいな文化が違うところでは、僕はアメリカ文化と日本の文化のバッファーにならなきゃいけない。そのバッファーの人間がアメリカ寄りになって発言したら、日本との差が開いてしまう。これでは、お客様や取引先に申し訳ないでしょう。「日本は違うんだ」ばかり言っているのも問題だけど、「アメリカがすべてだ」、となるのもやっぱりダメなんですよ。ちゃんと真ん中にいてあげないと。
私も米系企業で勤めているが、しょっちゅう本社の意向と顧客(日本側)の要望との板ばさみに会っている。やはりこの中間でのバランス感覚と調整力は意識して鍛えないといけないようだ。


横山隆美―アメリカンホーム保険会社日本における代表者
課長でありながら視野を広く持ち、他の人とは違う判断をしようとしている人。ワンステップ上の仕事を常にしようという意欲を持つ人。そういう人は勉強もしているし、いつも部長の仕事のシュミレーションをしている。そうなると、明日からでも部長の仕事ができるんです。
当たり前だけどかなり大事。すぐ目に見えるところに社長がいるので、しっかり“私ならどうするか”というシュミレーションをしながら仕事に取り組みたい。

いかにスタッフの力を十二分に引き出せるか、そのための環境をいかに作るか、です。自分より優れた面を持っている人がメンバーにいるんです。それをどう組み合わせてチームとしてベストにできるか。これを考えるのがリーダーの仕事なんです。
リーダーの仕事とは、メンバーが働きやすい環境を整えること、というのは腑に落ちた。


鷲津雅広―ジョンソン(株)代表取締役社長
外資系の魅力というのは、日本人以外の人間と対決する機会がたくさんあるということだと僕は思います。地はこれ、日本人としてはものすごく燃えるんですよ。オリンピックで日本人が燃えるみたいに。-中略- 世界の市場で世界の仲間と力を合わせて戦うんです。
手前味噌で恐縮ですが、前の会社では3年目に営業成績全社トップを取った。で、今の会社では全世界の営業がライバル。そう簡単にはトップは取れない(前の会社では簡単だったという意味ではないけど)。今世界ランキング何位、上にはまだどこそこの国のアイツがいる!今年こそは倒す!とか、一人で熱くなったり(笑)。
あと大型プロジェクトは全て多国籍のメンバーでチームを組むが、メンバー同士ぶつかったりチームワークを発揮したり、これもかなり熱い。こういったダイナミックさとダイバーシティの面白さは外資系で働いていてよかったなと感じる大きな美点である。


ジャスパー・チャン―アマゾンジャパン(株)代表取締役社長
大きな会社から小さな会社へ転進したことになるわけですが、よく誤解されることがあります。「よく今までのキャリアを捨てて、新しい挑戦に・・・」などといった質問をされるんです。でも、これは違う。キャリアはなくなったりしないわけです。実際、僕のそれまでの経験は消えない。そう考えると、リスクというのはそれほど高いものではないんです。
これは今だに多くの人が勘違いしている。“会社”の中でのキャリアではなく、経験そのものから培った能力がキャリアと考えれば、それがマーケットの中での自分の市場価値である。会社の規模やネームバリュー、転職そのものはリスクではない。


疲れてきた、、、、久々の長文(というより引用)で失礼しました。

Iwaiさん、授業の後お話したお奨めの方は、ボシュロムの井上さん、ポルシェの黒坂さん、リーバイスの土居さん、ジョンソンの鷲津さんの4名で、みなさん元々ブランドマーケティングのプロで、仕事内容や面白さが伝わってきます。ぜひご一読ください!


これは疲れたり壁に当たったら読み返したい1冊。 
個人的には間違いなく2008年に読んだ本のベスト10に入る良書です。




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コメント

偶然にも昨日、外資系トップの仕事力Ⅰの方を読みました。

載っていらっしゃる方の仕事観は読んでいて本当に刺激されますよね!
Ⅱも読んでみていと思います!
---------- tada [ 編集] URL . 11/27, 01:08 -----

このシリーズかなり刺激的ですよね!

Ⅰも読んだけど負けず劣らず刺激的だったので、
近々感想を書きたいと思います。
---------- S.Hayato [ 編集] URL . 11/27, 02:45 -----
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