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『経営戦略Ⅰ』の参考図書。
クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』の続編で、“破壊的イノベーション”についてより深く分析されている。
前作では理論的裏付けに重きを置いていたが、本作ではより実践的に戦略策定のプロセス(市場分析、事業範囲策定、組織戦略等)について考察されている。

個人的に前作のイメージはアカデミックな学術論文を読んでいる感じがして、論旨はよく理解できたが、いまいちビジネスに生かすイメージが浮かび難いという感は拭えなかった。その点本書ではよりビジネス色が強く、というかかなり実践的になっていて腹落ちしやすくなっていた。

本書の実践編も出版されており、タイトルの通りより実際のビジネス向けになっていそうなので、ぜひ続けて読みたいと思う。


イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)
(2003/12/13)
クレイトン・クリステンセンマイケル・レイナー

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授業でケースをやってみてわかったが、ブルーオーシャン戦略のストラテジー・キャンバスを使った分析と合わせて本書の破壊型イノベーションの分析をすると、より明確に成功企業の競争優位が明確になる。“持続的イノベーション”か、“ローエンド型破壊”か、“新市場型破壊”か、迷ったらストラテジー・キャンバスを書いてみるとすっきりする。(ブルーオーシャン戦略と破壊的イノベーションが100%イコールではないことに注意)

まあ本書の理論を完璧にマスターしたからといって、当たり前だけどかならず勝てる事業を見出せるかというと、それは別問題。

だけど、もしあなたが新事業の立ち上げを企画中なら、その事業がどのタイプに当てはまるか、そしてそのタイプごとに有効とされている戦略の打ち手はどういったものがあるか、またリスクとして注意する点はなにか、そいういったものが整理されている(“過去の例”から)ので、読んでおいて損はないと思う。

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