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これまでノンジャンルでいろんなものを読んできたが、対談形式の本はなんとなく内容が薄そうな気がして避けていた。ところが先日紹介した「私塾すすめ-ここから創造が生まれる」がなんとも読み心地のよい1冊だったので、またまた梅田氏の対談本を読んでみた。

ウェブ進化論の梅田氏とクオリアで有名な脳科学者の茂木氏が「細部を批判するのがバカバカしくなるような明るい本」(「おわりに」参照)にしたいと考えた本書だけあって、読後はみごとにポジティブな気分になっていた。

Amazon 出版社からのコメント
インターネットによってすべての人に学ぶ可能性がひらかれ、ブ ログが名刺になり、ネットでの評判がパワーとなる。過去に何を成したかではな く、いま何ができるかだけが勝負の「新しい世界」の到来。日本社会との齟齬は ないのか?談合型エスタブリッシュメント社会をぶち壊し、新世界の側・ネット の側に賭けよう。未来創造の意志をもって疾走しよう。フューチャリストの二人 が、ウェブのインパクトと無限の可能性を語り倒す。

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)
(2007/05/08)
梅田 望夫茂木 健一郎

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★★★★

本書はネット世界における輝ける未来創造の魅力と可能性について語り合っているが、自己啓発という観点で読めば、ネットに限らずリアルでも未来への可能性という意味で共通するだろう。
超えなきゃいけない既成概念や勢力、このままでいいと思うか変えようと思うかの違いにネットもリアルもない。常にポジティブに突破するだけだ。

ひょっとすると生まれつきかもしれないが、私もポジティブというか安直というかバカというか、物事を悲観的に考えることはあまりない。

というのも、なにか一つのことに対してネガティブな見方をすれば、やっぱりその結果はとても残念なものか、少し残念な程度でよかったと思うか、という非常に消極的で、ネガティブの比較でしかない未来になってしまうから。

一方、ポジティブな見方をすれば、ポジティブな結果の比較になり、たとえ希望の糸が一本残っているだけでも前を向いて進み続けることができるようになる。

というわけで、本書を貫く方向性というか志向性には大いに賛同する。


本書の全体感はこのような未来の希望についてがメインだが、各論もよい題材が多く、ネットのもつ偶有性やサーチとチョイス、ダーウィンはインターネット時代の人に近い、等々、読み物とても問題なく楽しめた。特にインターネットをグーテンベルクの活版印刷以来の大きな発明、パラダイムの変化としている点は、上手いこというなあと思った。


ここからちょっと思い出話。(書評にあまり関係ないです)

私が大学2年生の時にWindows95が発売されて、なぜかそれまで触ったことも無いパソコンを勢いで買った(Acer製で紫色の筐体だった・・・超レアw)。そして設定に難儀しつつもついにピーヒャララララ・・・とダイアルアップで初めてインターネットに繋がった時の感動は今でもはっきり覚えている。

今では生徒に1人1メールアカウントが当たり前の時代だが、1995年当時はメールアカウントを生徒に与えていた大学は少なかったし、たぶん学内で家からインターネットに繋げれる奴もほとんどいなかったと思う。

私の母校はわりと情報関係の取り組みに前向きで、プロバイダとして20IDくらいを生徒に無償で与え始めていた。もちろん最大限に活用させて頂いたが、先に20人がログインしてしまうとポートが塞がって繋げなくなるため、たぶん30~40名くらいで早い者勝ちの接続合戦を毎日繰り広げていた。特にテレホーダイタイムは熾烈な争いだった。

そしてうまくログインできた時は、朝までずっとネットサーフィン(懐かしいw)したりICQやIRCに繋いだりと、なんだかわからないけどワクワクしながら遊べた。特にヨーロッパの人とチャットが成立した時とか、確かに変わりつつある未来を感じた。

というわけで就職活動も、この頃からIT業界を意識し始めて、実際IT企業に就職して今に至っている。

それから11年、、、今やPCなんて一人1台は当たり前、更にはケータイでネットを見ることが常態の10代、20代がでてくるなんて、すごい変化だなあと今更だが感慨深い。

きっとこれから先の10年も、梅田氏の描く未来と同じかどうかはわからないが、大きく変わっていくことは間違いない。単純に想像するだけで楽しくなる。

こんな風に思える間はお二人の仲間、フューチャリスト同盟の一員ということなんだろう。


できれば、ジーサンになってもフューチャリストでいたいものだ。

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