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木曜は嶋口研究会です。今週は雨続きらしいので、お天気が少し心配ですね。

以下はご案内の詳細です。奮ってご参加をお願い申し上げます。


■ご案内

開催日:平成21年2月26日(木)19時~ (18:45~受付開始)

演目:BMのこれからの戦略「A SMARTER PLANET」とご自身の日本でのキャリアについて」
※ 講演は英語と日本語の混成となります。

講師:日本アイ・ビー・エム(株) 専務執行役員 ピーター・カービー氏

場所:社団法人日本マーケティング協会
    (詳細は下記参照 ※1)

会費:一般1千円/1回、または年間5千円 (お申込みは不要)
   (詳細は下記参照 ※2))


■概要
A SMARTER PLANET 「スマート」になることで未来を拓く経済再生への道、「スマート」な未来についてIdeas from IBM: 今ある当たり前をスマートになどのIBMの新戦略やアピールをベースにしたお話を伺います。

ピーター・カービー氏は日本での14年を含め、20年近いコンサルタントとしての経験から、ビジネス戦略とIT戦略の連携、顧客管理および流通チャネル戦略、金融サービスの融合といった領域をコンサルティングの専門領域にし、また資産管理、アセットマネジメント、生命保険の販売・流通に関するリサーチ・プロジェクトをリードするなど、グローバルでの豊富なビジネスの実績から、お話が聞けると考えていますので、是非、ご期待ください。


■講師略歴
ピーター・カービー氏は、2007年1月、専務執行役員‐グローバル・ビジネス・サービス(GBS)事業担当に就任、GBS事業の業績とビジネス及びマーケティング戦略、オペレーション、リソースと投資に関する意思決定について責任を有しています。前職はIBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(IBCS)のゼネラル・マネージャーとして、コンサルティング・サービスとシステム・インテグレーション・ビジネスを担当、またIBCSアジア・パシフィックでは、ビジネス/マーケティング戦略、オペレーションをリードしていました。東京に着任する以前は、米国マサチューセッツ州ケンブリッジを拠点に、ビジネス・イノベーション・サービスにおいて戦略コンサルティング及びフィナンシャル・マーケットのマネージング・プリンシパルを務めました。

メインスプリング社フィナンシャル・サービスのバイス・プレジデントであった2001年にIBMのメインスプリング社買収によりIBMに入社。メインスプリング入社以前は、ジェミニ・コンサルティングにて戦略コンサルティングのプリンシパルとしてロンドン、東京、ケンブリッジで活動をしていました。

ハーバード大学にて、経済学学士を取得。またバージニア大学ダーデン校にて経営学修士(MBA)を取得しています。過去20年のうち14年以上を日本で過ごし、日本語に堪能です。

※1) 場所:
東京都港区六本木 3-5-27 六本木山田ビル 9 F
TEL (03) 5575-2101
http://www.jma2-jp.org/guide/office.html

交通アクセス:
日比谷線・大江戸線「六本木駅」下車5番出口
徒歩5分程度
南北線「六本木一丁目駅」下車1番出口 
徒歩5分程度
※ 1 階に HMV 本社が入居する山田ビルの 9 階です。

※2) 会費:
1) 今年度分を一括でお支払いいただく場合 (お支払い月から 2009 年 3月まで)
5 千円/年
2) ご参加の都度お支払いいただく場合
1 千円/1 回
1) 2) ともに、研究会当日受付にて徴収致します。
(KBS、WBS、多摩、法政、青山、東大 MOT の各在校生は不要です)
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一昨日にWBSのゼミ企画でキッザニア(株式会社キッズシティージャパン)への視察ツアーに参加してきました。(企画されたSさんTks!)

独身の方はあまりご存じないかもしれませんが、かく言う私もゼミで話題になった時(昨年11月に嶋口研究会で住谷CEOにご講演頂きました)に初めて知りました。

社会を擬似仕事体験から楽しく学ぶというコンセプトで、約50のパビリオンが詰まった“街”のテーマパークです。

キッザニアのWeb-site

詳しくはゼミ仲間のMさんのブログを見て頂くとして、私の雑感だけざっくり書きます。あと雰囲気を知って頂くために写真もいくつか掲載しておきます。ちなみにこの写真はゼミ仲間のSさん撮影です。ナイスなコラボですね。手抜きじゃないよ!(笑)

WBS内田ゼミ(市場競争戦略モジュール)所属の私としては、やはり競争戦略的にどうか、異業種格闘技的にはどうか、ということが気になった。

マーケティング的にはコンセプトが他のテーマパーク、例えばディズニーランドの「夢」や、遊園地の「家族のふれあいと楽しさ」とは一線を画し、キッザニアは「現実」を与えるというもので、既存市場にはないコンセプトで差別化を打ち出している。

ビジネスモデル的(儲けの仕組み)には、まず特筆すべきは驚異的なローコストオペレーションだ。
全てのパビリオンがスポンサー企業による初期投資、維持コスト負担によって成り立っていること、大半のスタッフ(スーパーバイザーと呼ばれる擬似的な先輩社員役)はアルバイトを活用し、また、Webで予約制限を行っているくらいの客入りなため、広告宣伝もほとんど行っていない。
これははっきり聞けてはいないが、かなり高利益体質なんじゃないかと想像する。

では異業種格闘技的にはというと、案内して頂いたNさんはディズニーランドなどとは競合しないとおっしゃられていたが、たしかにコンセプト的には上述したように差別化が測られている。
しかしファミリーの余暇を過ごすアクティビティという観点では、コンセプトが違うテーマパークと言えどかなりバッティングすると思う。

顧客の選択基準として、子供からすれば「楽しい」と思うか、「また行きたい」と思うかという意味ではディズニーランドもキッザニアも同列で行きたい方を主張するだろうし、親からすれば同じ家族で過ごす半日以上の時間をどこで過ごすか、または子供のために、という観点で「その場の楽しさ」か、「将来の役に立つ(と思われる)」どちらのコンセプトを選ぶか、という形で比較対象にはなると思う。

そのため、例えば、今年はディズニーの年間パスを買わずに、キッザニアに通いまくるか!なんて考える親がこの先行きの不透明な世の中だと多いかもしれないし、教育効果と楽しさを掛け合わせれば集客できる(儲かる)と考えれば、大手英会話スクールなどの業者サイドもファミリーレッスン型のコースを創りだすかもしれない(すでにあるかも・・・)。


関西の甲子園で3月27日にオープンするキッザニアも、おそらく他に同等のモデルがないため大盛況になるだろう。今は拠点を増やせば増やすほど儲かると思うが、最大の問題はスポンサー集めで、今後のキッザニアの成長のためのKSFは、スポンサーへのさらなるValue upをいかに生み出すか、個人的にはこれにつきると思う。

最後に、子供ができたらぜひ連れて行きたいと思いました(^^)

↓↓↓写真集


02.20 (Fri) 19:59 [ MBA ] CM0. TB0. TOP▲
たまにはやわい話題でも一つ。

古今東西世にある車の中で、私が最もあこがれる1台が、


こいつだ!

 3

 2

 1

 ↓

DBS
Aston Martin DBS Touchtronic2 ¥33,771,150。総排気量:5935cc、エンジン:12V、最高出力:380kw(510ps) /6500rpm、最大トルク:570N・m/5750rpm、サイズ:W1905×H1280×D4721mm

6リッター、V12、510馬力というバケモノ。値段もバケモノ(笑)
007のボンドカーといえばアストンマーチン。中でもヴァンキッシュはそのフラッグシップで大好きだった。生産中止されてすごく残念だったが、復活してくれてうれしい。

うれしいといっても、もちろん買えるわけはないんですが・・・


で、ただDBSがカッコイイから取り上げたわけじゃなく、こいつにはなんと、オプションで、、、、

こんなものがある!

Jaeger-LeCoultre
AMVOX2 DBS トランスポンダー ¥4,708,000。ムーブメント:ジャガー・ルクルト製キャリバー751E 28,800振動/時、ケース:直径44mm、パワーリザーブ:65時間、防水性:50m、素材:18K ピンクゴールドケース、カーフストラップ

高級時計のジャガールクルト。それは世界でも数少ない完全マニュファクチュールのブランド。
アストンマーチンとのコラボで、なんとこのモデルにはドアオープナーが付いています!

しかも操作は文字盤をプッシュするタイプなので、無駄なボタンが少なくすっきりしたデザイン。
これなら普通のクロノグラフと区別が全くつかなくていい。



なんというかオプションの時計すら買えないわけだが、夢は持っていたい。
現実逃避しているわけじゃない。これはモチベーション向上のための原動力だ!


欲が深くたっていいじゃない
だって人間なんだもの

(あいだみつお風)



02.10 (Tue) 15:39 [ Watch ] CM1. TB0. TOP▲
感想の第2弾。出会いといってもヤラシイ意味合いはない。



MBA、それは“上質な”人との出会い

尊敬できる師匠、志の高い多様な仲間たち、

それら全ての出会いが私をより高みへ導いてくれた



なんて書くと格式高くてカッコエエけど、気持ち悪いからやめときます。
でも内容が内容なので、少々気持ち悪いというかクサイ内容になるので悪しからず。


さて、本音のところをお話しすると、まず私の友人(サシで飲みにいけるレベル)といえば、外資系IT業界の、しかも営業系のイケイケな人たちが多い。いつも鼻息荒くガンガン稼ごうぜ的な生き方で、それはそれですこぶるモチベートされる大切な仲間たちなんですが、今思うと、ちと多様性にかける・・・
(ちなみにこの手のエグイ人はBSであまり見かけません^^)


ところがBSに入って、全く多種多様な考えやスキルを持ち、しかもみな次元がかなり高くて参った。
世の中広いなあと、そして楽しいなあと、30半ばを目前にして新社会人時代の新鮮な喜びを再び味わうことができた。


そして多種多様な人たちとの出会いが一気に増えて、私自身の価値観や考え方もだいぶ変わった。
(なにが変わったかは書き出すと長くなるので、具体的にはまた別エントリで)

ちょうど先月末の授業最終日に、9号館のコモンルームで同じゼミのIさんと談笑していた時のことだが、お互い入学前は全く考えもしなかったようなキャリアプランについて、かなり具体性を持って話していることに気づき、おおいに驚いたと同時に、ここへ来たこと、その選択が正しかったことに感動した。

授業での学びというより、いろんな人との出会いの中で、その出会った人の世界を知ることを通じて、
自身の世界が一気に10年分くらい広がった感じ。いや、ヘタすると一生広がることがなかった世界もあったと思う。

転職経験がある方には理解頂けると思うが、最初の転職では、世の中にはいろんな常識や価値観があることに驚く。この転職時の驚きというか価値観の広がりをドバッと一気にたくさん味わえる場所、というとわかりやすいかな。

なにか抽象的なことばかりで分かり難くて申し訳ないが(現時点では細かく書けない)、この世界観の広がりのイメージをなんとなく感じ取って頂ければ幸いだ。


個人的にはこの1年間の出会いだけで、学費などの投資分(300万弱)以上の価値があったので、残り1年は丸々利子分にあたると思っている。(なんという高利回り^^)

最初の1年を終えた今、あと残り1年しかない贅沢な時間が名残惜しい。だから精一杯堪能してやろうという気持ちでいっぱいです。



新しい人との出会いが
新しい自分との出会い

(あいだみつお風)

02.09 (Mon) 20:29 [ MBA ] CM0. TB0. TOP▲
授業も課題提出も終わり、研究計画書も無事提出してひと段落。

う~ん、秋学期はキツかった。春学期は履修した全科目ほぼ均等にリキを入れて頑張れたけど、秋学期は興味のある授業に絞って力を入れて、そうでない授業は少し手を抜かざるを得なかった。

まあ率直にいうとデータ分析とかは結構消化不良なまま・・・要自主学習、といいたいところだけど、二元配置分散分析、重回帰分析、Logit分析とか、もはや私にとって自主学習で理解できる範疇を超えている(涙)

だが少なくとも、論文を読んだ時にそこに書かれているリサーチ結果の意味がわかるようになったのは大きな進歩だ。ビジネススクールに来てなければ間違いなくチンプンカンプン(笑)

これは財務会計や、ファイナンスでもそう。BS、PLが多少は読めたり、NPVの考え方をちょっと知っている、というレベルではなく、財務会計では連結決算から税効果会計など注記レベルの読み込みまでやって、ファイナンスでは企業価値算出(バリュエーション)まで実際に自分でやったことで、ビジネスパーソンとしてそこそこパワーアップできたと思う。


経営戦略やマーケティングについては、私は法人営業歴が長いせいか、結構勘がいい(?)方で、なんとなくその企業がかかえる問題点が見えたり、打ち手を考えるのが早い。よく授業で発言が多いといわれますが、この勘のよさによる瞬発力が大きいです。あとは度胸かな(笑)。

でもその裏付けや論理的に説明する手法というかスキルが乏しかった。。。
それがビジネススクールで1年学んだことで、大体通り一遍のフレームワークや理論体系は頭に入ったし、上手く活用できるようになってきたと思う。

実際仕事でも提案書の書き方などは、同じソリューションでも入学前と現在とではすごく変わっている。

学んだことをすぐに仕事で実践して知識の定着、アレンジができ、その効果を測れるというのも夜間大学院の大きなメリットだなと、今更ながら実感した。

こんな感じで、私なりに経営戦略から組織戦略、人事戦略、マーケティング、財務会計、ファイナンス、統計学などのビジネスの基本を学ぶことができたかなと、MBAの1年を学業という観点からは確かな成長を実感できている。

あとは内田先生の考え方におもいっきり影響を受けた。ケースでも先生ならどう考えるか、という発想の切り替えを行うことで、ちょうどいい感じで思い込みから逃れてアイデアが浮かんだりします。
多次元的なものの見方ができるようになったという意味では、優れたレンズを手に入れたという感じです。


ビジネススクールの1年を振り返ってということで、まずはその本分としての『学業』について簡単に書いてみた。次回は人との出会いなどを通した学びについて振り返ってみたいと思う。


三十路をすぎてから
まなびの喜びを知ったとしても
知らないままの人生よりはずっといい。


「あいだみつお風」


02.04 (Wed) 19:41 [ MBA ] CM0. TB0. TOP▲
  
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